失敗の原因は・・・

私の失敗すべての原因は、自分の考えを見捨てて、他人の見方でものごとを捉えようとすることにある。          ― エマソンの日記より
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All the mistakes I make arise from forsaking my own station and trying to see the object from another person's point of view.
-- From Emerson's Journal

自分と同じ意見の人がいると安心する。でも危ないのは、自分の意見を持つより先に人の意見を見聞きして、自分の意見と思い込んでしまうことかもしれない。



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# by kayangarden | 2017-05-04 23:43

自分の目で

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今の私たちは過去を振り返ってばかりいる。父祖たちの墓を建て、伝記や歴史、批評を書く。そうした前の世代の人々は、神と自然とに直接向き合った。自分の目を通して。なぜ私たちもまた、宇宙と、自分ならではの結びつきを得ようとしないのだろうか。
―エマソン『自然』



Our age is retrospective. It builds the sepulchres of the fathers. It writes biographies, histories, and criticism. The foregoing generations beheld God and nature face to face; we, through theiru eyes. Why should not we also enjoy an original relation to the universe?
--Emerson, Nature


この本が発表されたのは1800年代前半。1776年にアメリカの独立宣言がなされてから半世紀近く経って、国を築いた父祖たちの足跡をたどろうと、歴史協会のようなものが各地にさかんに設立された時代だ。

しかし、現代の日本を生きる私たちにも鋭く響く言葉ではないだろうか。世界中の人々の意見が何のフィルターもなく押し寄せる毎日に、自分の足で立ち、自分の目で見る覚悟をしていなければ、いともたやすく押し流される。押し流されていることに気づきもしないで。

自分の感じたことを素直に表現しているだろうか。知らずのうちにどこかのだれか、あるいは何かに照らし合わせて、自分だけではないという安心を得ようとしていないだろうか。顔色をうかがってはいないだろうか。日頃、それをやり過ぎている自分に対して、あえて強く問うてみたい。



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# by kayangarden | 2017-04-23 10:27

草の上の書斎

自分の調度品すべてが草の上にあるのを見ることは心地よかった。遊牧民の荷物のような小さな山ができ、本やペンやインク壺を載せたままの三本脚のテーブルは、松やヒッコリーの木立の中に立っていた。そうしたものはみな外に出たことを喜び、中に戻されるのを嫌がっているように思えた。     
― ソロー『ウォールデン』
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It was pleasant to see my whole household effects out on the grass, making a little pile like a gypsy's pack, and my three-legged table, from which I did not remove books and pen and ink standing amid the pines and hickories. They seemed glad to get out themselves, and as if unwilling to be brought in.
-- H.D. Thoreau, Walden

ソローがウォールデン湖畔に自分で小さな小屋を建て、そこに2年あまり自給自足の生活をした時の話だ。部屋が汚れると早朝早くに椅子やテーブル、ベッドなど部屋にある調度品すべてを戸外に出して床に水をまき、さらに湖からとって来た白い砂をまいてほうきでゴシゴシとこする。そうすると、村人が朝食につく時分までには朝日がすっかり床をかわかしてくれて、いつも通り、朝の瞑想に入れるとある。

小さい頃、天気が良いと母はいつも実家の1階の屋根に布団を平らに干していた。私は2階の窓からそーっと屋根に降り、熱いくらいにホカホカに温まった布団の上に寝転んでいた。仰向けに寝ていると直射日光は目をつぶっていてもまぶしいくらい。家の中で見慣れたものが屋外に置かれた時、その場所が急に自分に親しい場所に変わる気がする。

温かいうちにと、母が2時ぐらいに布団を一斉に取り込む。すると屋根は元の屋根に戻り、急によそよそしい空気をまとった。それを見る度にどこか寂しい気がしていた。お花見の時も同じような感覚になる。敷物をしいてひとしきりみんなでにぎやかにした後、帰る段になって片付けをし、最後に敷物をしまうと、それまで自分たちと一緒に華やいでいた場所が急に周囲の風景に戻っていく。

ソローの家具も外に出た途端、あたりを持ち主に親しい場所に変えただろう。早朝の松やヒッコリーの木漏れ日の中で、部屋にある時よりも持ち主の目に生き生きと写ったかもしれない。ひとたび部屋に戻されてしまえば内と外とがきっぱり分かれてしまうことを知っていて、それを惜しんでいるかのように。

178.png Bouquet of Thanks  さくらさく

a0276895_23533209.jpg大変、大変ご無沙汰して申し訳ありません。このブログもやっと新年度スタートです!
この間、息子は小学校を卒業して中学生になり、1年前、両手のひらにのるぐらいの小ささでやってきた柴犬のサクラも、すっかり成犬になりました。

サクラと一緒に桜満開の公園に行ってみました。いつもと違う様子を感じたかどうかはわかりませんが、風が舞い散らす花びらを嬉しそうに追いかけていました。

a0276895_21370888.jpg私はと言えば、息子のお弁当作りに5時半前に起きるようになり、食事の後に船をこぐ日が増えました。

ソローのような生活に憧れるものの、ひとたび部屋を見渡せば、あふれるモノ、モノ、モノ。お掃除ロボットが一昨年の年末にやってきましたが、稼働させるためには部屋を片付けなくては!と言いながら、ルンバはまだ箱の中でじっと出番を待っています。
仕事の書類はテーブルに小山をいくつも作っているし・・・

やるべきことは依然山積み。でも、サクラのように目の前のものを喜ぶ瞬間を少しでも多く持ちたいものです。






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# by kayangarden | 2017-04-22 16:44

説明ではなく、成果を

a0276895_17532957.jpg最近の改革運動では、自分たちの運動についての活動家たちの説明が、やたらと多い。  ― エマソン

In our modern reforms there's a little too much commentary on the movement by the mover.
        -- R. W. Emerson


明日は参院選の投票日。私の住む街には大きな商店街もないから選挙カーもほとんど来ず、本当に選挙があるのだろうかと思うぐらい静かだ。効果を狙ってもっと都会に力を注いでいるのだろう。もっとも、名前を連呼されるだけなら来なくて良い。

a0276895_17504688.jpg新聞で主要な党の公約一覧を見る。もし力を手に入れた時、ここに書かれている公約のどれほどが現実的に実現可能なのだろう。理念や理想は確かに大切だが、語るだけならだれにだってできる。その理念や理想を以て、今までどれほどのこと成し遂げてきたかを知りたい。説明ではなく、成果を。


                     カモーン!

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# by kayangarden | 2016-07-09 18:17

サクラクル

a0276895_17502290.jpgまたまた大変長い間ご無沙汰してしまい、すみません。
ブログ未更新記録を大幅に塗り替えてしまいました。投稿するためにログインしようとしたら、IDもパスワードも忘れてしまっていたほど!(^^; 

この間に、柴犬の女の子が家族に加わりました。名前を「さくら」と言います。どうぞよろしくお願いいたします。

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生後2か月で我が家に来たのは、桜の花が満開の4月初め。季節はアレヨアレヨという間にめぐり、気づけば夏。せめてソメイヨシノよりも開花の遅い八重桜が散るまでには一度ブログで紹介させていただこうと思っている内に、紫陽花の季節もスピード通過、サクランボが店頭に並び、朝顔や向日葵が咲き、セミが鳴く季節になってしまいました。


a0276895_1813112.jpg満開の桜並木の下を通って我が家に来た時は体重850gで両手のひらに乗るほどの小ささでしたが、今は3.5kg、かなり大きくなりました。顔つきもタヌキ顔からキツネ顔に。滅多に鳴きませんが、時々あくびをしながら「ニャオ~ン」と言います。「ペットショップで、ネコも一緒だったからなぁ」と、納得している家族。え?

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# by kayangarden | 2016-07-07 19:34